顕本寺ブログ

顕本寺 桜と源平桃(平成30年3月29日~4月2日)

  • 顕本寺 桜①

    顕本寺 桜①

  • 顕本寺 桜②

    顕本寺 桜②

  • 顕本寺 桜③

    顕本寺 桜③

  • 顕本寺 桜④

    顕本寺 桜④

  • 顕本寺 桜⑤

    顕本寺 桜⑤

  • 顕本寺 桜⑥

    顕本寺 桜⑥

  • 顕本寺 桜⑦

    顕本寺 桜⑦

  • 顕本寺 桜⑧

    顕本寺 桜⑧

  • 顕本寺 源平桃①

    顕本寺 源平桃①

  • 顕本寺 源平桃②

    顕本寺 源平桃②

  • 顕本寺 源平桃③

    顕本寺 源平桃③

春季彼岸会と四恩

2018春季彼岸会
少しずつ春の陽気が顔を見せる中、3月18日~24日の彼岸シーズンがやってまいりました。
当山では彼岸の入りに当たる3月18日に春季彼岸会の法要を厳修致しました。
 
檀信徒の皆様が申し込みをされたお塔婆をお供えし、各家のご先祖様の供養を行いました。
古来より営まれているこの彼岸の仏事が、現代に生きる我々の心を豊かに、そして穏やかにしてくれます。
 
これからも大事にしたい日本文化の1つですね。
 
法要終了後は「報いるべき四つの恩」と題して住職法話を行いました。
 
昨今の思想変化、特に人と人の繋がりに感謝する気持ちの有無に関して、少し思う所がありましたので「恩」という考え方を基に話をしてみました。
 
私達は1人で生きている訳ではありません。
 
家族は勿論ですが、家族以外の様々な人達がいてくれる事によって生活が成り立っています。
 
いくらお金を持っていても、自分でお米を作ることは出来ません。
自分で家を建てることは出来ません。
自分で電車を運転することは出来ません。
(今電車に乗っていますので)
 
お米は農家の方が、家は大工さんが、電車は運転士さんが、それぞれ特別な技術を駆使して担ってくれています。
 
いくらお金を持っていても、担い手の方々がいなければ、私達は何のサービスも受けることが出来ません。
 
社会は広く細かく分業しながら成り立っていると言えるでしょう。
 
その事に気付き、その事に感謝すること。
 
「恩」という考え方はその部分を、優しく教えてくれる考え方なのです。
 
会ったことのない多くの方々の存在が、実はとても有難いことであると気付けば、自然と感謝の気持ちが持てると思っています。合掌

法華宗と三好氏に関する講演を行いました。

第9回近畿とくしま歴史講座
平成30年2月25日に大阪市中央区にある大阪歴史博物館において、第9回近畿とくしま歴史講座(徳島県人会近畿連合会主催)が開催されました。

奇しくも当日の2月25日は日隆聖人の祥月御命日であります。
 
本講座の講師には天理大学・准教授の天野忠幸先生や三好長慶会代表の出水康生先生ら、お歴々の方々がおられる中、私も「三好長慶と法華宗日隆門流」という題名で講演をさせていただきました。
 
法華宗の事もそうですが、三好氏と法華宗との繋がりに関してはほとんど知られていない事柄でしたので、ひとつひとつ丁寧にお話をさせていただきました。
 
その結果60分の持ち時間が一杯になり、後半は駆け足で話を進めなければなりませんでした(時間配分が難しい・・・)
 
それでも本日の講演にて、日隆聖人の事や法華宗の事、三好長慶を代表とする三好家と法華宗の繋がりをお話出来たことは、まさに御命日を迎えられた日隆聖人のお導きだと思っています。
 
今回の講座で、事務作業や裏方でお世話になりました皆様に厚く御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。合掌

節分会2018

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当山・顕本寺では2月3日に、毎年恒例の節分会を奉修致しました。
毎年お一人ずつ名入れをした厄除けのお札や交通安全のお守りを御宝前に奉安し、参詣の皆様と共に、法華経の読誦とお題目をお唱えしております。
 
またここ数回の法要では、お参りいただいた方々に団扇型の太鼓をお渡ししています。今までは数が足りなくて叩いていなかったのですが、少しずつ数を増やしていきましたので、今回は皆さんにお配りすることが出来ました。
やはりお題目をお唱えする時に一斉に太鼓がなると、しっかりとした一体感を体験出来ます。(とても良いです!)

終了後はお参りに来られた方お一人様に一本ずつ、巻き寿司とぜんざい、そしてお供えの福豆をお渡ししました。
(私はぜんざい3杯いただきました。)
 
仏様に1年の無病息災を祈願するとともに、上記の節分セットを頂戴して心もお腹も一杯の節分となりました。合掌

阪神淡路大震災から23年

阪神淡路大震災の供養塔婆
今年の1月17日で、阪神淡路大震災が発災して23年になります。
 
この日を迎えて毎年思うことは「震災で大切な人を亡くされた方々の悲しみは決して無くなることはない」ということです。
 
何年経っても、亡き人の事を想うと涙が出ます。
10年経っても、20年経っても涙が頬をつたいます。
 
しかしそれは命が失われても、大切な人との縁は無くならないことを意味しています。
 
悲しみが無くならないからこそ、我々は静かに寄り添う事を辞めてはいけないと思うのです。
 
一人の人間として、一人の僧侶として、寄り添う気持ちを忘れずに、供養を続けていきたいと思います。合掌

歴史講座のご案内

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新年の1月も半ばに差し掛かり、正月気分が少しずつ薄れてきました。
 
普段の生活感覚が戻ってきたところで、早速ですが歴史講座のご案内をさせていただきます。
 
1月21日(日)と2月25日(日)の両日に、それぞれ第8回・第9回の「近畿とくしま歴史講座」が開催されます。
 
会場は大阪城の西側にある「大阪歴史博物館」、時間は午後1時30分~午後4時30分までとなっております。
 
今のテーマは「天下人・三好長慶の宗教ネットワーク」です。
 
三好長慶は徳島県出身ですが、活躍した地域は四国だけでなく、近畿圏内も含まれていますので、近畿各地に関連する地域があります。

そんな三好長慶を中心とした三好家の宗教ネットワークを紐解くのが今回の講座となっています。

不肖私も2月25日の回に「三好長慶と法華宗日隆門流」の演題で少しお話をさせていただくことになりました。
 
もともと歴史の専門家ではないのですが、話をする以上講演内容を今からしっかり練っておかなくてはなりません。(勉強せねば!)
 
普段の法務や1月2月の法要準備、節分のお札書きやお寺の事務や子育てなど、目がぐるぐる回る忙しさですが、なんとかいただいたお役目を果たしたいと思っています。
 
歴史や宗教にご興味のある方は、是非今講座にご参加いただければと思います。
謹んでご案内申し上げます。合掌
 


   【記】

 
「近畿とくしま歴史講座」
 
日程:(第8回)平成30年1月21日(日)
       
   (第9回)平成30年2月25日(日)

時間:両回ともに午後1時30分~午後4時30分(受付は午後1時から)

場所:大阪歴史博物館 4階講堂
       (大阪市中央区大手前4丁目1ー32)

参加費:500円

定員:250人(当日先着順)

主催・問合せ:徳島県人会近畿連合会
       (TEL 06ー6251ー0666)
 
(詳細はこちら)
http://kinki-tokushimakenjinkai.betoku.jp/article/2017120200010/

新しい年を迎えて

顕本寺本堂(2018)
明けましておめでとうございます。
平成30年戌年の新年を迎え、謹んでご挨拶申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

当山では早速元旦の早朝(1月1日の真夜中)に除夜法要並びに元旦祝祷法要を奉修し、お参りされた方々に甘酒をお振る舞い致しました。

今年も当山では、盂蘭盆施餓鬼法要や彼岸法要・御会式などの法要に加え、元長忌や隆達忌などの各種行事を随時執り行う予定でございます。

また住職としては各方面における講演会等も予定しており、顕本寺の更なる飛躍の年に出来ればと考えています。
今後ともご指導ご協護の程、よろしくお願い申し上げます。

今HPや公式FBなどで各行事の情報を公開致しますので、ご興味のある方は是非ご覧くださいませ。

皆々様の年中安泰を心より祈念致します。合掌

年末のすす払い

年末すす払い
酉年の平成29年も、いよいよ年納めとなりました。
 
顕本寺では公式ホームページやフェイスブックの開設など、新たな事柄にチャレンジした年となりました。
そのような1年を無事に過ごせた感謝の気持ちを込めて、顕本寺本堂に奉安しております仏様のお木像の年末すす払いを行いました。
 
ひとつひとつのお木像を丁寧にすす払いすることによって、自分の心のすすも一緒に落ちていくような気持ちになり、心が洗われる想いがいたしました。

来年は今年の反省点を踏まえて、更なる事柄に挑戦したいと思います。
その挑戦の事柄については、このホームページで随時ご案内出来るかと思いますので、皆様どうぞよろしくお願い致します。
 
今年一年、本当に様々なことがあられたかと思いますが、皆様どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。合掌

日蓮大聖人 御会式法要(2017年11月12日 大本山本興寺様にて)

法則(ほっそく)の奉詠

法則①
11月12日午後5時より奉修されました大本山本興寺様(兵庫県尼崎市)の「御会式(おえしき)法要」にて、法則の奉詠を勤めさせていただきました。
 
御会式は鎌倉時代の傑僧・日蓮大聖人の御命日に因んでその御遺徳を偲ぶとともに、報恩感謝の念を捧げる法要であります。 
また我々法華宗では御会式の中で、日蓮大聖人の御遺徳を讃える文章「法則(ほっそく)」を、独特の音韻・抑揚・節調・緩急をもって詠み上げます。

当日はお天気も良く、晴ればれした気持ちの中にも独特の緊張感を感じながら臨むことが出来ました。本当に仏祖三宝諸尊のおかげと思っております。
 
厳かな雰囲気の中法要が始まり、役目を担う法則師は麻の衣と麻の袈裟を身にまとい時を待ちます。そしていよいよ法則を詠み上げる時に御宝前へ進み、ただ一心に日蓮大聖人を讃える。そして法則の一言一句が自らの心に染み込んでくる。
 
まさに身に余るお役目をいただき、私自身の信仰心にとってはこの上なく有り難い経験となりました。
 
今後の更なる精進を誓うと共に、支えて下さった多くの方々への感謝の念を強くした1日となりました。合掌

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