娘の太鼓~盂蘭盆施餓鬼法要奉修~
新型コロナが蔓延してより、2年間は本堂に集まって盂蘭盆法要をお勤めすることが出来ませんでしたが、今回漸くご本堂にお入り頂く事ができ、感無量です。
午前11時と午後2時の二回に分けてお勤めした法要は、滞りなく進みました。そして今回は、お題目の際に叩く大太鼓を、6歳の娘が子供作務衣を着て叩きました。お盆中なかなか構ってあげられなかったにも拘わらず「私も何かお手伝いする」という言葉を聞き、妻と相談して太鼓を叩いて貰う事にしました。ちなみに妻もお寺で生まれ育ち、小さい時に太鼓を叩いていたようです。
本番はちょっと緊張した様ですが、一生懸命太鼓を叩く姿は、仏様や日蓮大聖人を含めた多くの方々に届いたと思います。(私も感動しました)
法要後の法話では、コロナ禍で外出と人との接触が制限され、家にいる時間が長くなってしまう。そんな時こそ、仏壇に手を合わせて心の平穏を保っていく事が大事だとお話しました。2年ぶりにお家にお参りしても、皆様の家の仏壇は綺麗でした。日々お仏壇と向き合っておられるんだなと思い嬉しくなりました。コロナ禍だからこそ、いつも以上に仏壇を拠り所として、禍中を乗り切りましょう。合掌